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面接官の目線から見た、本当に採用したい人材の特徴とは何か?面接での成功の鍵、印象に残る応募者の振る舞い、そして面接官が重視する評価ポイントまで、川本鋼材グループのベテラン面接官たちが存分に語ります。 面接に臨む際の心得、コミュニケーション能力の重要性、そして笑顔と大声がなぜ重要なのか。面接官が注目する意外なポイントや面接会場での空気作りの秘訣、そして「その人らしさ」を引き出すための面接官の努力についても深掘りします。
川本
役職:代表取締役
袴田
部署:人事部 入社年:平成9年
川崎
部署:人事部 入社年:令和3年
面接官になってまだ1年も経っていませんが、自分の意見をハキハキと言うよりも、どちらかというと控えめな就活生が多かった印象です。
それは面接の時期が関係していると思いますね。就職活動の後半になるとそうした特徴の方が多いのかもしれません。 私は早いうちから就職活動する学生を面接しました。積極的に活動しているだけあって、元気ではっきりと意見が伝えられる方にたくさん出会いました。
積極性のある方はいいですね。どういった方が印象に残っていますか?
しっかりと自分の意見や考え方を伝えられる方は特に印象に残りました。練習してきたような回答ではなく、面接官の質問に対して、臨機応変に答えられる方は優秀だと感じます。川本社長はいかがですか?
私は修羅場を経験してきた方ですね。例えば、全国大会に向かって死に物狂いに練習して、出場を勝ちとったエピソードとか……。目標に向かって熱心に取り組んだ経験のある方は印象的ですし、シンプルに興味が沸きます。
熱心さでいうと、自分自身をアピールできる方も記憶に残りやすいですよね。自己アピールできるということは、自信がある証拠なので。
以前面接した方が、自分自身のキャッチコピーをつけてきたことがありました。確か「私は、笑顔モンスターです」と。
はいはい、いました。(笑)
自己分析できていて、しかも見せ方まで工夫してアピールできる方は、またお会いしたいと思います。自己主張ができるという意味においても。
受け答えが的確な方は面接の評価ポイントが高いです。仕事ですぐに生かせますから。一方で話しはじめると要点とは異なる方向へ脱線する方も少なくありませんでした。伝え方は社会人として大事なスキルです。
私も会話のやりとりが上手な方を評価しますね。思いもよらない質問に答えられるのは、頭の回転が早い証拠だと思いますし。
実際、仕事の現場に置き換えた場合、そういった俊敏さが求められます。お客様からの想定外の要望に対しても、どれだけうまく反応して回答できるか、と。
そうですね。その点、面接でもその時の発言や状況にあわせて、臨機応変にやりとりができる方はおのずと高評価になります。 そもそも川本グループの採用基準は、学歴重視ではありませんから。
その通り!それよりも面接時の印象をとても大切にしています。挨拶だったり、礼儀だったり、人柄を見ると言ってもいいくらいです。1人の人間として、正しい行動がとれるかを重視します。
付け加えると、私は「人生で何か熱中した経験があるか?」という点も大事にしています。それがたとえ、ゲームだっていいんです。ある一つのことに情熱を持って取り組んだ経験のある方は、それが仕事にも生かされます。 だからエピソードがあれば、ぜひ面接で積極的にアピールして欲しいですね。
コミュニケーション能力が高い人です。社内にはおとなしい人もいるし、明るい人もいるし、まじめな人もいる。そうした個性豊かな社員たちとなんとかしてコミュニケーションをとりながら、仕事を進めなくてはいけない。
人と接する機会が多い川本鋼材グループだからこそ、コミュニケーション能力は働く上で不可欠ですよね。コミュニケーション能力があれば、スムーズに会社にも馴染めると思います。
そうですね。先ほど受け答えが的確にできる方を面接の評価ポイントであげましたが、それはつまり、コミュニケーション能力が高いことと同じです。相手の話を理解し、求められる回答を分かりやすく適切に伝える力が、コミュニケーション能力ですからね。
あとは、協調性がある方も欲しい人材。先ほど自己主張という話も出ましたが、それは「わがまま」という意味ではありません。発言の機会があれば、会社という組織の中で自分の立場を理解しながら回答する。そして仲間や部下にフィードバックを欠かさず、成長を見据えて助言できるといいですね。
グループとしては、なんでも前向きにチャレンジしてくれる方と働きたいですね。川本鋼材グループは変化の真っただ中です。M&Aや生産性向上に向けたDX化、働き方改革など、特殊鋼の専門商社の枠にとらわれず、新しいチャレンジを続けています。こういう時期だからこそ、みずからチャレンジできる方は会社に必要な存在です。
いつも笑っている社員が活躍していますね。そういう人は職場の雰囲気を良くするだけでなく、周りを引き込む力があって自然と人が集まってくるんですよ。だから後輩・先輩関係なく上手にやりとりができているし、彼らをうまく巻き込む技術もあります。
私は大きな声で話ができる人ですね。積極性にもつながってくると思いますが、声が大きいことは自分に自信がある証拠だと思っています。
職場で声が大きく、にこやかに接している人は何かと重宝されますよね。仕事もできますし。川本社長はどうですか?
私は経営者の視点からですが、今の川本鋼材にない知識を持っている人です。例えばIT人材。実際、プログラム開発やネットワークインフラ管理、端末管理からセキュリティまで、社内のIT関連業務全般を担当している社員がいます。やはり、そういう人材には大きな期待を寄せています。
あとは、行動力のある人ですよね。
そうですね。営業は「お客様の困りごとをどう解決するか?」が非常に大切です。例えば、お客様から「センサーが欲しい」と守備範囲外の要望が出た時に、主体的に動けるかどうか。最初から「できません」で終わらせず、色々なメーカーに問い合わせるとか、既存のセンサーメーカーに希望通りの商品が作れないかを確認するとか、まさにみずから考えて行動できる人ですね。
社員の行動力が大きな取引につながった事例がありましたよね。
ある営業スタッフの話です。お客様から半導体製造装置関係の部品についてお問い合わせいただいた時に、彼がみずから新しい加工屋さんを見つけてきました。その企業とはこれまで取引はありませんでしたが、営業スタッフとそこの社長とが仲良くなって。「君の言うことだったら挑戦してみる」と彼を信じて、何千万もする機械に設備投資をしてくれたんです。最終的には量産にもつながりました。その加工屋さんとは今でも取引が続いています。
会話している時の目線を追っていることが多いです。目を合わせてハキハキ話せる方は、自分の発言に自信を持っているあらわれだと思っていて。反対に目を合わせない方は自信のなさを感じてしまいます。
私も目線や表情はきちんと見るようにしています。例えば突拍子もない質問を投げかけた時に、どのような目線・表情で受け答えているか。それと面接が終わった後の振る舞いも注目します。試験会場を出ていく時に、大多数がそのまま退室するなかで、振り返ってお辞儀をされると好印象ですね。
会社のことを事前にきちんと調べている方はポイントが高いです。例えば会社のホームページで社是(真善美)を調べたり、新着情報のトピックだったり。面接時の会話にとり入れて話せば、会社への興味や関心度が高いとアピールしているのと同じですからね。
社長の立場としても、会社に興味を持ってくれる方は嬉しいです。
新しいことに次々チャレンジする会社だからこそ、先回りして何かを考える能力も、川本鋼材では求められるんですね。
応募者の本来の性格を引き出したいので、緊張をほぐすように意識しています。
面接会場には、独特の緊張した雰囲気がありますしね。
私はあまり硬い言葉を使わずに、フランクに話しかけるようにしています。「〇〇ですか?」「〇〇でしょうか?」と敬語ではなく、「〇〇だよね?」、「〇〇はどう?」と。少しでも身近に感じてもらいたいので。
私も緊張をほぐすように意識しています。積極的に話しかけて「お手洗いは大丈夫ですか?」などと気遣うようにしています。すぐに本題に入らず、普段の話を聞いたりしながら意識的にアイスブレイクをとり入れるようにしています。
私も同じです。あきらかに緊張している方がいたら、その方の好きな話を聞くようにしています。K-POPアイドルの話をしたりとか。好きな人やものの話は、心がスッとほぐれますから。
将来の川本鋼材グループを引っ張ってくれる人材です。転職が当たり前の時代に、私たち自身もどんどん変化を続けています。そういった変化に柔軟に対応しながら最後まで勤め上げてくれる方と出会いたいです。そして10年、20年先には、特殊鋼のプロにならってもらいたいと願っています。
「社員のやりたいを実現する」のが川本鋼材グループの精神です。だから積極的に新しいことにチャレンジできる人を採用したいです。そのチャレンジが川本鋼材グループの未来をつくりますから。できれば小さなことでもいいので入社したら達成したい野望があるといいですね。
私たちはこれまで特殊鋼専門商社と名乗ってきましたが、今後は特殊鋼だけにこだわるつもりはありません。今は特殊鋼以外に3Dプリンター用の粉末や工作機械も販売しています。先ほど過去の事例にもあげましたが、あくまで私たちの役割は仕入れ先をお客様に繋げること。だからお客様が困っていれば、たとえ取り扱いのない商品でも、自分で仕入れ先を見つけて商品を提案できる。そのような人材を求めています。
やはり主体性と行動力が、鍵ですね。
あと現場について付け加えるなら、今はまだ社内の技術力が不足していると思っています。だから今後グループとして、どのように技術力をつけていくのか。長尺加工は新たな技術力として武器になるものの、そういった新技術を積極的にとり入れるチャレンジャーに集まってもらいたいと願っています。
チャレンジャーになるのは、君だ。特殊鋼を通じて日本の未来を明るく。